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東京湾北部地震の検証例

東京湾北部地震を題材とし、不均質地下構造を用いた地震動解析を行いました。
また、地質の速度構造に応じて要素サイズを変化させることで要素数の増大を抑えて自動でメッシュ作成するプログラムを開発しておりますが、正常に動作することも確認しました。詳細を以下にご紹介します。

解析条件

underground.png

  • 範囲: 北緯34.4°~36.5°、東西138.5°~141°
  • 深さ: 50kmまで
  • 地盤データ: 工学的基盤から地震基盤までは防災科学技術研究所J-SHISの1Km分解能の不均質地下構造を設定、地震基盤以深は33層と同じ物性値を設定
  • 震源断層: 長さ63.6km、幅31.2km、深さ21km
  • 断層滑り: 72個の小断層の不均質滑り変位
  • 最大断層滑り量: 3.61m
  • すべり変位関数: 中村・宮武の震源時間関数
  • 保証周期: 3s
  • 解析規模: 5,000万自由度
  • 時間ステップ: 10,000ステップ
  • 解析時間: デスクトップワークステーション Xeon 3.0GHz 8コアにて約2時間
首都直下地震防災・減災特別プロジェクトより  



不均質地下構造モデル

db2.png

              地下構造モデル(S波速度構造)



解析結果

地表面の速度3成分(陸域のみ表示)





震度分布(長周期成分のみ)

Seismic_Intensity_2.png

 長周期成分のみのため数値は一致しませんが、首都直下地震防災・減災特別プロジェクトで公開されている震度分布と分布傾向がおおむね一致しました。




今後について

今後解析モデルの高度化、大規模化を行う予定です。

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