断面における流速ベクトル

可視化ソフトウェアParaViewを使用して、流体解析の結果のある断面上に射影した流速ベクトルを表示します。Surface Vectorsフィルターを使用すると簡単です。

流体解析結果の読み込み

ここでは、流体解析結果の例として、円管周りの流れ計算の結果cyl_flow.vtu(ページ1番下からcyl_flow.zipをダウンロードし、解凍してください)を使用します。

まず、

 File > Open...

から、cyl_flow.vtuファイルを指定して読み込みますと、下絵のようになります。

 円管周りの流れ

ParaViewのSurface Vectorsフィルターで流速ベクトルを表示するためには、前提として

 「解析結果に節点上の流速ベクトルがあること」

が要求されるので、注意しましょう。

この例では、"VELOCITY"が節点上の流速ベクトルの変数となっています。

断面の作成

流速ベクトルを表示する適当な断面を作成します。

ParaViewで断面を作成するためには、Sliceフィルターを使用します。

ここでは、Sliceアイコンから、"Z Normal"ボタンをクリックしてから"Apply"を実行し、z軸に垂直な断面を作成します。

 xy断面

断面が作成されたら、sliceフィルターの"Properties"タブ内の"Show Plane"のチェックを外し、断面位置がカーソル操作で変わらないようにしておくとよいでしょう。

 disable_show_plane

断面における流速ベクトル表示

断面が作成されましたら、断面上に流速ベクトルを作成します。

 Filters > Alphabetical > Surface Vectors

と進み、"Properties"タブ内の設定が

Select Input VectorsVELOCITY
Constraint ModeParallel

となっていることを確認し、"Apply"します。

ここで、Constraint Modeは作成されるベクトルと面の関係を示しています。

Parallel面に平行なベクトル成分
Perpendicular面に垂直なベクトル成分
PerpendicularScale流速ベクトルの方向に、長さは面の垂直ベクトルと流速ベクトルの内積

 

 SurfaceVectors

最後に、Glyphフィルターを使用して、ベクトルを表示します。

Glyphアイコンをクリックした後、Glyphの"Properties"タブ内で、ベクトルの長さや配置を設定します。 (今回は以下のように設定しました:

Scale Modevector
Scale Factor0.0004
Glyph ModeEvery Nth Point
Stride2

"Apply"しますと、断面上に射影されたベクトルが表示されます。

 glyph

ダウンロード

データファイル:


添付ファイル: fileSurfaceVectors.png 539件 [詳細] fileslice.png 512件 [詳細] fileglyph.png 532件 [詳細] filedisable_show_plane.png 525件 [詳細] filecyl_flow.zip 379件 [詳細] filecyl_flow.png 527件 [詳細]

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Last-modified: 2016-04-27 (水) 16:53:08 (757d)