輪郭線の強調

可視化ソフトウェアParaViewで、見えにくい形状の輪郭線を強調します。

ここでは、形状を半透明化して、見難くなった輪郭線を強調する例を説明します。

"Unstructured Grid"タイプの形状

以下のような"Unstructured Grid"タイプの形状について説明します。

形状の種類を確認するには、"Information"タブのStatistics内のTypeを確認します。

 非構造メッシュ

半透明化

形状を透明化するには、"Properties"タブの"Styling"内の"Opacity"(不透明度)を調節します。

Opacityは[0.0, 1.0]の範囲の値をとり、1.0は透明化せず、0.0で完全に透明になります。

例えば、0.4を入れてみますと、以下のようになります。 このように透明にしますと、やや輪郭が見えにくくなるかもしれません。

 不透明度

表面メッシュの抽出

見えにくくなった輪郭線を強調するためには、輪郭線を抽出する必要がありますが、"Unstructured Grid"タイプの形状から、直接、輪郭線を抽出することはできません。

輪郭線は、"Polygonal Mesh"タイプの形状からしか抽出できない仕様となっています。

そこで、"Unstructured Grid"から"Polygonal Mesh"(表面メッシュ)にする変換する必要があります。

(※ もともと"Polygonal Mesh"タイプの形状であれば、この変換は必要ありません。)

変換するためには、

 Filers > Alphabetical > Extract Surface

の"Extract Surface"フィルターを使用します。

"Apply"後、"Information"タブのStatistics内のTypeが、"Polygonal Mesh"であることを確認しましょう。

 ポリゴンメッシュ

輪郭線の抽出

"Polygonal Mesh"タイプの形状に対しては、特徴線抽出フィルターを使用できます。

 Filers > Alphabetical > Feature Edges

設定は、"Coloring"にチェックを入れて、"Apply"すると、以下のように輪郭線を強調した図にすることができます。

 輪郭線

なお、特徴線抽出の設定パラメータの意味は以下の通りです。

Boundary Edges境界線(1面しか所有しない辺)抽出
Feature Edges所有する2面の法線ベクトルのなす角がFeature Angle以下の辺抽出
Non-Manifold Edges3面以上を所有する辺の抽出
Manifold Edges2面を所有する辺の抽出
Coloring上記辺の種類で色分け
Feature Angle特徴線の判定角度(小さいほど多くなる)

添付ファイル: fileUnstructuredGrid.png 448件 [詳細] filePolygonalMesh.png 464件 [詳細] fileopacity.png 453件 [詳細] fileFeatureEdges.png 460件 [詳細]

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Last-modified: 2016-04-27 (水) 18:36:47 (840d)