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FactSage 7.1 リリース

2017 年 2 月に熱力学平衡計算ソフト FactSage 7.1 がリリースされました。

FactSage 7.1 では、平衡計算機能が向上して 150 もの溶体相を同時に考慮できるようになりました。凝固解析においては液相の組成と析出物の関係を表す図が作成可能になりました。また水溶液状態図の計算機能が追加されました。熱力学データベースでは、FACT 純物質、FACT 酸化物、FACT 軽合金、FactSage スチールが更新されました。このページでは重要な更新のみを紹介します。詳細は開発元のウェブページ FactSage 7.1 の紹介(英文)をご覧ください。

 

平衡計算機能の向上

平衡計算機能は継続的に改良が行われています。今回は同時に考慮できる溶体相の数が 150(FactSage 7.0 では 40)に引き上げられて、多成分系を計算するときの設定が容易になりました。

 

シャイル・ガリバーモデルを使った凝固解析における液相の組成と析出物の関係を表す図

FactSage 7.0 までは凝固解析でよく使われているガリバー・シャイルモデルによる解析は、一つの組成ごとに解析することしかできませんでした(上図)。FactSage 7.1 からは析出物を全組成範囲で表すことができるようになりました(下図)。

FS71-scheilcooling.png

ある一つの組成についてガリバー・シャイルモデルによる凝固解析(FactSage 7.0 でも可能)

FS71-scheilcooling-diagram.png

凝固解析における液相の組成と析出物の関係を表す図
L = Liqu(液相), C = B32, D = Al2Li3(s), E + F = Al4Li9(s) + BCC

 

水溶液の状態図

腐食防食の分野で長年使われている電位- pH 図は、pH を調整する物質が考慮されていません。銅の水溶液で pH を調整するときに HCl を使った場合、CuCl(s) の挙動が気になります。FactSage 7.1 の水溶液の状態図では CuCl(s) がどのような条件で現れるか予測できます。

FS71-aqueous-diagram.png

水溶液の状態図

 

FACT 酸化物データベース (FToxid) の更新

以下の系の予測精度が上がりました。

  • CaO-MgO-NiO-SiO2
  • BaO-Al2O3-B2O3-CaO-MgO-SiO2
  • Na2O-FeO-Fe2O3-Al2O3-SiO2
  • Al2O3-CaO-MgO-SiO2-ZrO2

FS71-FToxid.png

 

FACT 軽合金データベース (FTlite) の更新

Mg-Zn-RE (RE: レアアース)が追加

FS71-FTlite.png

 

その他の熱力学データベースの更新

FactSage スチール (FSstel)、FACT 純物質 (FactPS) が更新されました。

 

 

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