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What's new

FactSage 6.4 リリース

熱力学平衡計算ソフト FactSage 6.4 をリリースしました。

FactSage 6.4 では、操作性の向上(レシプロカル系の状態図の設定、物質の選択の自動化など)、パラ平衡の計算、 FactOptimal の機能追加、新しい熱力学データベース、ドキュメントの充実等、FactSage 全体にわたり改良がされました。主な改良点を紹介します。 詳細は開発元による FactSage 6.4 の紹介(英文)をご覧ください。

操作性の向上(レシプロカル系の状態図の設定)

レシプロカル系の状態図を作成する場合、X軸とY軸の設定、それから電気的に中性の条件を設定することが面倒でした。FactSage 6.4 では設定のほとんどが自動化されました。

FS64-reciprocal-setting.png FS64-reciprocal-diagram.png


操作性の向上(物質の選択の自動化)

多成分系の平衡状態を予測する場合は、複数の熱力学データベースを組み合わせて解析しますが、このときに計算に考慮する物質の選択が容易になりました。

FS64-compound-selection.png


パラ平衡の予測

パラ平衡を予測することができるようになりました。拡散速度が速い物質と遅い物質からなる系を考えます。パラ平衡状態では拡散速度が速い物質が平衡状態に達しています。例えば Fe-Cr-C-N 系では C, N の拡散速度は Fe, Cr に比べて速いです。パラ平衡状態では、C と N のみが平衡に達していますが Fe, Cr の比率は変わっていません。上図はパラ平衡の状態図で、下図は通常の平衡状態図です。

FS64-FeCrCN-paraequilibrium.png

FS64-FeCrCN.png


FactOptimal の機能追加

FactOptimal は最適な組成を探すために、従来、多数回の平衡計算や状態図計算を行わなければならなかった作業を自動化するツールです。例えば「断熱燃焼温度が最高温度になる組成を知りたい」といった作業です。FactSage 6.4 ではターゲットを 2 つにして組成を求める機能(例、液相線温度が 750℃ かつ密度が 1.85 g/cm3 の組成を求める)が追加されました。また、粘度、熱伝導率等の物性値を最適化できるようになり、操作性が改善され、応用事例のサンプルが追加されました。

FS64-FactOptimal.png


新しい熱力学データベース

新しい熱力学データベースが追加されました。

  • MEPHISTA データベース
    プルトニウムを含む核燃料の熱力学データベースです。2 元系の計算可能な系を示します。
    Ba-C, Ba-Cs, Ba-Fe, Ba-La, Ba-Mo, Ba-O, Ba-Pu, Ba-Ru, Ba-Si, Ba-Sr, Ba-U, Ba-Zr, C-Cs
    C-Fe, C-La, C-Mo, C-O, C-Pu, C-Ru, C-Si, C-Sr, C-U, C-Zr, Cs-Fe, Cs-La, Cs-Mo
    Cs-O, Cs-Pu, Cs-Ru, Cs-Si, Cs-Sr, Cs-U, Cs-Zr, Fe-La, Fe-Mo, Fe-O, Fe-Pu, Fe-Ru, Fe-Si
    Fe-Sr, Fe-U, Fe-Zr, La-Mo, La-O, La-Pu, La-Ru, La-Si, La-Sr, La-U, La-Zr, Mo-O, Mo-Pu
    Mo-Ru, Mo-Si, Mo-Sr, Mo-U, Mo-Zr, O-Pu, O-Ru, O-Si, O-Sr, O-U, O-Zr, Pu-Ru, Pu-Si, Pu-Sr
    Pu-U, Pu-Zr, Ru-Si, Ru-Sr, Ru-U, Ru-Zr, Si-Sr, Si-U, Si-Zr, Sr-U, Sr-Zr, U-Zr

PuC2-UC2 系の状態図

熱力学データベースの更新

FactPS データベースで 293 の化学種について更新がされたのをはじめ、ほとんどの熱力学データベースで更新が行われています。 詳細は開発元による FactSage 6.4 の紹介をご覧ください。


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