最適基礎構造一貫設計システム
~建築物設計の為の基礎構造解析システム~
概要
建築構造物における土台となる基礎構造の設計は、昔から隠れた重要な設計項目です
上部の建築物の安全性を考慮しながら、かつコストを抑えた最適設計が求められます
本システムは、従来からある直基礎や杭基礎に加えパイルドラフト基礎などにも対応可能で、
すばやく最適な基礎構造を設計出来るようにゼネコンメーカー様の依頼で開発した基礎構造一貫設計システムです
特徴
- 多様な基礎構造設計に対応可能
直接基礎、杭基礎、パイルドラフト基礎やこれらの併用基礎にも対応可能 - モデル作成から設計検討までの一連の作業を一貫して行える
各種荷重条件の評価組み合わせ機能で設計検討に必要な計算を一度に処理
杭や基礎部材の断面設計として建築基準法に準拠した機能あり
結果は、グラフィック機能によって一目で不具合な箇所などの検討も可能
~メリット~
短時間で結果が出る為、色々なパターンの解析検討が行える為に、性能とコストが最適な基礎構造設計が可能 - 杭や基礎構造のモデル作成が楽
モデル作成の為のユーザーインターフェイス機能があり、目で確認しながらモデル化が可能
部材毎の特性値や物性値などの設定機能(鋼管杭、RC杭、PHC杭など多様な杭に対応)
各種荷重条件の荷重設定機能(自重、上部積載、浮力、地震レベル荷重など) - 基礎地盤のモデル化に工夫
直接基礎の地盤ばねの決め方に某ゼネコン社様独自の式を適用
これによって通常の解析モデルよりも高速で計算が可能
操作画面・(結果)出力例
基礎シェル部の応力分布図 モデル図 各種物性値等設定画面 変形図 杭要素の曲げモーメント分布図 等
その他・今後について
- 開発会社様では、基礎構造の設計ツールとして実務で活用されており、毎年機能改良を加えています