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メッシュ生成自動化サービス

メッシュ生成の課題

ご承知の通り、数値シミュレーションのプロセスの中でもっとも手間がかかるのはメッシュ生成です。この工程を省力化、短縮化できないか、というご要望を多くいただいてきました。

弊社が長年メッシュ生成に携わってきた中でたどりついた解の一つが、メッシュ生成ソフトウェアのカスタマイズによる自動化です。


Meshingprocess.png

図1.従来プロセスと自動化プロセス


メッシュ生成自動化のメリット

自動化することで以下のようなことが可能となります。

  1. 自動パラメータスタディ
  2. 各種の条件を変えたパラメータスタディが容易になります。それにより、最適な形状や各種条件の検討が容易になります。

  3. 自動バッチ実行
  4. 複数のモデル形状において、メッシュ生成のジョブを自動でバッチ実行可能です。

【人的工数の大幅な削減】
メッシュ生成が自動化されることで、その間に別の仕事ができ、また、マシンの空いている夜間の利用や、並列計算機を用いて複数のジョブを走らせることも可能です。 また、設計を担当されている方やアルバイトの方に計算をしていただくことも可能です。 ソルバーやポスト処理ソフトによっては、メッシュ生成からポスト処理までの一連の動作を自動化可能です。その結果手戻りと、工数とコストが削減可能です。

メッシュ生成自動化の課題

メッシュ生成を自動化する上での課題は「定型化できるか」という点と、「最適な手順を決められるか」という点です。しかし、実際にはどちらもそれほど簡単ではありません。

定型化においては、さらに3つの課題があります。

  1. メッシュ品質クライテリアの設定
  2. どのような形状のパターンがあり、今後どのような解析を行う予定で、かつ、パートごとにどのようなメッシュを生成すればいいかを確認する必要があります。 必要な計算精度から逆算して、メッシュ品質とメッシュ規模(メッシュ解像度)の基準(メッシュ品質クライテリア)はどうあるべきか、というのを定めるのは難しい点です。 これが明確であればあるほど定型化がしやすくなります。

  3. 形状修正
  4. もともとの形状に不具合がある場合、形状修正に時間がかかります。複雑な形状の場合、メッシュの調整が難しくなることもあり、定型化が難しいこともあります。

  5. エラーや例外処理
  6. 定型化ができていれば、あとは手順を記述するだけであり、単純な作業に帰着できます。しかし、実際には当初予期していなかった形状が部分的に入っていたり、途中でエラーが生じて、メッシュの修正が必要だったりすることが大半です。途中で生じるエラーも想定し、定型化の手順を考えるのはなかなか大変です。

弊社では、20年以上にわたりお客様の実モデルでメッシュを作成してきた経験に基づき、自動化サービスをご提供しております。

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