スクリーン空間アンビエントオクルージョン

可視化ソフトウェアParaViewは、Version5.9から、スクリーン空間アンビエントオクルーション(Screen-Space Ambient Occlusion)、略してSSAOが導入され、よりリアルな描画が可能となっています。

アンビエントオクルージョンとは、環境光(ambient)が周囲の形状からどの程度さえぎられるか(occlusion)を計算して、その影を計算する手法です。

この計算を正確に行おうとすると、非常にコストがかかるので、ParaViewでは、スクリーン空間で近似的に計算する手法が取り入れらています。つまり、画面上で見える形状のみに対して計算を行います。

使用法

使用法は、Propertiesタブにある、Render Passesにおいて、

 Use Ambient Occlusion

にチェックを入れます。

SSAO

SSAOは

 Edit > Settings > Render Viewタブ

において、パラメータを変更することができます。

SSAO_settings

デフォルトでは、raidus, biasを、形状のバウンディングボックスから自動で計算します。

Use Default Presetsを無効にすると、手動で下記のパラメータを変更できるようになります。

  • Radius: この半径より小さい距離にあるピクセルだけが、ある点のアンビエントオクルージョンに影響を与えます。この値は、シーンの大きさによって増加することがあります。
  • Bias: スクリーン空間のアンビエントオクルージョンの計算は、周囲のピクセルの相対的な深さに依存します。Biasは、深度の差が大きさに従ってどの程度影響を与えるかを制御します。
  • KernelSize: KernelSizeは、画像の各ピクセルに対するサンプルの数です。サンプル数が多いとリアルさが増しますが、処理性能に大きな影響を与えます。
  • Blur: KernelSizeが小さいと、SSAOの結果がピクセルが強調され不自然になることがあります。Blurを有効にすると、このアーチファクトをぼかします。

添付ファイル: fileSSAO_settings.png 34件 [詳細] fileSSAO.png 27件 [詳細]

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Last-modified: 2022-04-13 (水) 09:53:33 (77d)