フィルター Connectivity †可視化ソフトウェアParaViewには、Connectivityというフィルターがあります。 Filters > Alphabetical > Connectivity このフィルターは、セル間の位相情報から、つながった領域に分類し、その中から特定の領域を抽出することが可能です。 抽出する方法は、"Extraction Mode"で設定します。
以下は、多数の球面を作成して、各球面に領域Idを付ける例です。 点群の作成 †まず、原点を中心とする半径50の球面の中に、ランダムに100点を作成します。 Sources > Geometric Shapes > Point Source を起動し、以下のように設定して、"Apply"します。 球面の作成 †上記でランダムに作成した点群に対して、各点を中心に半径1の球面を作成します。 このためには、"Glyph"フィルターを使用します。球面の設定は以下のうようにし、"Apply"すると下図のようになります。 Glpyh Source > Glpyh Type: Sphere Glpyh Source > Radius: 1 Scale > Scale Factor: 1 Masking > Glyph Mode: All Points Connectivityフィルターの適用 †上記で作成した球面の群から、各球面を分類しましょう。 Filters > Alphabetical > Connectivity を開き、そのままの設定で"Apply"します。すると、下図のように、各球面に領域ID: "RegionId"が割り振ら、100個の球面に分類されます。 また、原点に一番近い球面を抽出する場合は Extension Mode: Extract Closest Point Region Closest Point: 0 0 0 と設定し、"Apply"します。 |