フィルター Contour †可視化ソフトウェアParaViewには、Contourというフィルターがあります。 Filters > Alphabetical > Contour または、ツールバーにある"Contour"アイコン このフィルターを使用すると、指定した変数の等値面や等値線を計算することができます。
以下では、ページ下のcontour_example.zipにあるデータを使用して、等値線を作成する方法を説明します。 データの読み込み †contour_example.zipを解凍すると、contour_example.vtpというポリゴンデータが入っています。 このデータを読み込み、"val"を表示すると下図のような色付けされたポリゴンが表示されます。 Contourフィルターの適用 †上記で読み込んだデータに対して、等値線を作成しましょう。 Contourフィルターを開き、等値線を作成する変数の値を"Value Range"で設定します。等値線の値を設定するときは、下記のように、範囲を等分する方法が簡単かもしれません。 ① Contourフィルターを開く ② "Value Range"の値を一旦消去する ③ "Add a range of values"アイコンから、値の範囲をを10等分して値を定義する ④ "OK"する 以上のもとで、"Apply"ボタンを押し、等値線の色を"Solid Color"として、配色を黒にすると下図のようになります。 ここで、contourフィルターで作成した等値線が、面と重なって見えにくい場合は、 Edit > Settings... > Render Viewタブ の詳細設定(歯車アイコンをオン)にあるGeometry Mapper Optionsで
などと設定すると、等値線が面に埋もれなくなります。
ダウンロード †contour_example.zip: |