フィルター Glyph With Custom Source †可視化ソフトウェアParaViewで、ベクトル場をカスタムの矢印で表現したい場合などは、Glyph With Custom Sourceフィルターを使用します。 Filters > Alphabetical > Glyph With Custom Source ここでは、例を使用して説明します。 ベクトル場のある形状の作成 †ベクトル場のある形状として、球面上に法線ベクトル場を作成します。 まず、球面を作成します。 Sources > Geometric Shapes > Sphere
次に、球面上の点に法線ベクトルを作成します。 Filters > Alphabetical > Generate Surface Normals
Glyphのソースを作成 †ベクトル場を表す矢印の代わりのカスタムの形状(Glyphのソース)として、骸骨形状(skeleton1.obj)を使用します。 このページの一番下にある、skeleton1.7zをダウンロードし、適当な場所に展開してください。 ParaViewへの読み込みは、ParaViewのGUI上にskeleton1.objファイルをドラッグ&ドロップし、Applyします。 Glyphのソースは、原点からx軸方向に立った状態((1, 0, 0)ベクトルの方向)が基準となりますので、Transformフィルターで、骸骨形状を回転して調整します。
Glyph With Custom Sourceフィルター †ベクトル場と、Glyphソースが作成できましたので、Glyph With Custom Sourceフィルターを適用します。
Change Input Dialogが起動しますので、
Propertiesタブにおいて、下記を設定します。
以上で、球面上の法線ベクトルを骸骨で表現することができました。 ダウンロード †骸骨形状: |