フィルター Point Dataset Interpolator †可視化ソフトウェアParaViewには、Point Dataset Interpolatorというフィルターがあります。 Filters > Alphabetical > Point Dataset Interpolator または Filters > Point Interpolation > Point Dataset Interpolator このフィルターは、点の持つ変数の値を、ポリゴン面やボリューム上に広がりを持って補間することができます。 以下では、ページ下のPointDataInterpolator.zipにあるデータを使用して説明します。 データの読み込み †PointDataInterpolator.zipを解凍すると、
となります。 このデータを読み込むと、下図のように面と点が表示されます。 点の表示は、"val"を表示し、"Point Gaussian"で"Gaussian Radius"を0.5くらいにすると見やすいでしょう。 Point Dataset Interpolatorフィルターの適用 †Point Dataset Interpolatorフィルターを適用すると、この点のデータを拡がり関数を使って、面上に補間することができます。 Filters > Point Interpolation > Point Dataset Interpolator を開くと、"Change Input Dialog"が立ち上がりますので
となっていることを確認して、"OK"します。 点拡がり関数の"Kernel"を"GaussianKernel"にし、"Radius"を12とすると、下図のように点のデータが面上に補間されることが分かります。 点拡がり関数の種類はいくつかあるので、色々と試すことができます。下図は、"Kernel"に"VoronoiKernel"を選んだ例です。 下図は、"Kernel"に"ShepardKernel"を選んだ例です。 ダウンロード †PointDataInterpolator.zip: |