フィルター Temporal Cache

可視化ソフトウェアParaViewのFiltersに含まれるTemporal Cacheフィルターを使用すると、複数ファイルからなる時系列データから、指定した時間ステップ分のデータをメモリ上に保存することで、高速なアニメーション表示が可能になります。

これを使用しない場合は、各時間ステップ毎に、ファイルを読み込むので、アニメーションの再生が遅くなる可能性があります。

Temporal Cacheフィルターの使用法

Temporal Cacheは下記にあります。

 Filters > Temporal> Temporal Cache

使用法は、Pipeline Browser上で、読み込んだ時系列ファイルを選択し、Temporal Cacheフィルターを適用します。

このとき、Cache Sizeにメモリ上に保存する時間ステップ数を指定します。

(100ステップ分のファイルがある場合に、50を設定すると、最初の50ステップ分のファイルのデータがメモリ上に保存されます。)

 Cach Size: メモリ上に保存する最初の時間ステップ数

実際にメモリ上に保存させるには、下図の再生ボタンをクリックして、一通り、アニメーションを再生する必要があります。

play button

なお、このフィルターを使用すると、メモリが溢れる可能性があるため、Memory Inspectorで、使用メモリを監視すると良いでしょう。

 View > Memory Inspector
memory inspector

添付ファイル: fileplay_button.png 440件 [詳細] filememory_inspector.png 423件 [詳細]

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2022-04-01 (金) 13:22:38 (1326d)