フィルター Temporal Cache †可視化ソフトウェアParaViewのFiltersに含まれるTemporal Cacheフィルターを使用すると、複数ファイルからなる時系列データから、指定した時間ステップ分のデータをメモリ上に保存することで、高速なアニメーション表示が可能になります。 これを使用しない場合は、各時間ステップ毎に、ファイルを読み込むので、アニメーションの再生が遅くなる可能性があります。 Temporal Cacheフィルターの使用法 †Temporal Cacheは下記にあります。 Filters > Temporal> Temporal Cache 使用法は、Pipeline Browser上で、読み込んだ時系列ファイルを選択し、Temporal Cacheフィルターを適用します。 このとき、Cache Sizeにメモリ上に保存する時間ステップ数を指定します。 (100ステップ分のファイルがある場合に、50を設定すると、最初の50ステップ分のファイルのデータがメモリ上に保存されます。) Cach Size: メモリ上に保存する最初の時間ステップ数 実際にメモリ上に保存させるには、下図の再生ボタンをクリックして、一通り、アニメーションを再生する必要があります。 なお、このフィルターを使用すると、メモリが溢れる可能性があるため、Memory Inspectorで、使用メモリを監視すると良いでしょう。 View > Memory Inspector |