ヘキサコアメッシュ †ヘキサコアは、表面メッシュは三角形メッシュ、境界層近辺はプリズムメッシュ、内部はヘキサメッシュからなるメッシュです。三角形やプリズムとヘキサメッシュをつなぐ遷移部分は、ピラミッド要素とテトラメッシュから成ります。 ヘキサコアメッシュの例 †下図は、ANSYS ICEM CFDで切ったヘキサコアメッシュの例です。 下図は、ANSYS Fluent Meshingで切ったヘキサコアメッシュの例です。 Mosaicポリ-ヘキサコアメッシュ †ANSYS Fluent Meshingに導入されているMosaicポリ-ヘキサコアメッシュは、特殊なヘキサコアメッシュです。 こちらは、表面メッシュが多角形、境界層は多角形を押し出したメッシュ、残りの大部分を8分木のヘキサメッシュが占めます。表面や境界層メッシュとヘキサメッシュをつなぐ遷移部分は、多面体要素からなります。 Mosaicヘキサコアメッシュは、従来のヘキサコアメッシュに比べ、遷移部が多面体要素となるため、セル数が大幅に減少し、それに伴い、解析時間も短縮させることができます。また、同時に、計算精度は落ちないとされています。 メッシュ生成は、並列化との相性が良く、高速に行える特徴があります。 |