ポリゴン上への値のマッピング †可視化ソフトウェアParaViewを使用して、ボリューム内にあるデータを任意のポリゴン上にマッピングする方法を示します。 ①ボリュームデータを用意します。ここでは例として、ParaView内の"Wavelet source"を使用します。 ParaViewのメニューバーから"Sources"→"Wavelet"をクリックします。 "Properties"タブの「Apply」ボタンをクリックすると"Wavelet Source"が作成されます。これは、一様な構造格子上に、ある周期関数の値が計算されたボリュームデータとなります。 これで、ボリュームデータが作成されました。 ②データをマッピングしたいポリゴンメッシュを用意します。ここでは、ParaView内で作成できるトーラス面を使用します。 ParaViewのメニューバーから"Sources"→"Superquadric"をクリックします。 次に、"Properties"タブの"Scale"に20, 20, 20の値を入力し、作成される形状の大きさを調整し、「Apply」ボタンをクリックするとトーラス面が作成されます。 ③このトーラス面上に"Wavelet Source"の値をマッピングします。これには、"Resample With Dataset"のフィルター機能を使用します。 ParaViewのメニューバーから"Filters"→"Alphabetical"→"Resample With Dataset"をクリックします。 "Change Input Dialog"ウィンドウが現れますので
を指定してから、「OK」、「Apply」します。 こうすると、トーラス面上に"Wavelet Source"の値がマッピングされます。 |