任意の点における時系列プロット †可視化ソフトウェアParaViewの、Probe LocationフィルターとPlot Data Over Timeフィルターを使用すると、任意の点における時系列のプロットを行うことができます。 以下では、その使用法を説明します。 Probe Loationフィルター †まず、時系列のデータの領域内の任意の点座標を、Probe Locationフィルターを使用して、指定します。 Probe Locationフィルターは、 Filters > Alphabetical > Probe Location あるいは、ツールバーのアイコン をクリックして、起動します。 3次元データの場合は、データの内部が見えにくいので、データの表現をSurfaceからFeature Edgesに変更するとよいでしょう。
Probe Locationフィルターで、点の位置を指定する場合は、ビューア上でクロス・マークをドラッグ&ドロップするか、Propertiesタブにおいて、直接に座標を指定し、最後にApplyします。 Plot Data Over Timeフィルター †点の座標位置が決定したら、Plot Data Over Timeフィルターをクリックします。 Filters > Alphabetical > Plot Data Over Time すると、Potentially slow operationの窓が立ち上がります。 これは「Plot Data Over Timeフィルターは、データセットにあるすべてのタイムステップを処理する必要があり、完了までに長い時間がかかる可能性があります。このまま続けますか?」という意味ですので、Yesをクリックします。 処理が終了すると、指定した点座標における時系列プロット図が表示されます。 ※時間ステップ数が多いデータや、データ自体が大きい場合は、処理に時間がかかります。 |