時間ステップの指定(meta file)

可視化ソフトウェアParaViewで、下記のファイル形式を読み込む場合、直接、時間ステップを設定することはできません。

 vtm, vtmb, vthb, vth, vtp, vtt, vtu, vti, vtk, vts, vtr, pvtp, pvtu, pvtt, pvti, pvts, pvtr, pvtk, ply, stl

しかし、ParaView 5.6.0から、metaファイルであるseriesファイルを使用することで設定することが可能になりました。(サンプルデータ

例えば、

 rounded_cube0.vtp
 rounded_cube1.vtp
 rounded_cube2.vtp
 rounded_cube3.vtp

に時間ステップを設定する場合は、ファイル名を

 rounded_cube.vtp.series

として

  1
  2
  3
  4
  5
  6
  7
  8
  9
{
  "file-series-version" : "1.0",
  "files" : [
    { "name" : "rounded_cube0.vtp", "time" : 0 },
    { "name" : "rounded_cube1.vtp", "time" : 5.5 },
    { "name" : "rounded_cube2.vtp", "time" : 11.2 },
    { "name" : "rounded_cube3.vtp", "time" : 15.5 }
  ]
}

のようなJSON形式のファイルを書きます。それから、このrounded_cube.vtp.seriesをParaViewに読み込むことで、時間ステップを指定することができます。

※ ファイル名にWindowsの区切り文字(\)がある場合は、読み込めないので、\(バックスラッシュまたは¥マーク)を/に置き換える必要があります。

confirm Time

ダウンロード

サンプルファイル


添付ファイル: filerounded_cube.zip 696件 [詳細] fileconfirmTime.png 869件 [詳細]

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Last-modified: 2024-06-07 (金) 18:50:48 (123d)