法線ベクトルの生成 †可視化ソフトウェアParaViewを使用して、ポリゴンの法線ベクトルを生成することができます。 以下の例では、球面を作成し、球面ポリゴン面の節点に法線ベクトルを生成します。 球面の作成 †球面を作成するには、メニューバー:"Sources" > "Sphere"を使用します。 Propertiesタブはそのままで"Apply"しますと、球面が作成されます。 法線ベクトルの生成 †法線ベクトルを生成するためには Filters > Alphabetical > Generate Surface Normals を使用します。 Propertiesタブの設定はそのままで"Apply"しますと、各節点上に法線ベクトル(変数名:Normals)が作成されます。 作成された法線ベクトルを確認するためには、Glyphを使用するとよいでしょう。 (参照:ベクトルの生成) なお、GnerateSurfaceNormalsのオプションの意味は以下となります。
特に、SplittingはデフォルトでOnとなっていることに注意が必要です。Splitting Onの場合は、鋭角なエッジでポリゴンが分割され、重複した節点が生成され、それぞれの節点に異なる法線ベクトルが計算されます。このように分割するのは、Gouraud shadingのために、エッジがぼやけるのを避けるためです。エッジのぼやけを気にしないのであれば、SplittingをOffにするとよいでしょう。 |