球面に地球の画像を貼る †可視化ソフトウェアParaViewで、地球を表現するには、テキスチャーマッピングの機能を使用して、球面に地球の画像を貼りつけます。 この記事は、 Using an earth texture as backgroundを参考にしています。 地球画像の用意 †まずは、地球の画像を用意します。 NASA visible earthから、NASA Blue Marble画像をダウンロードします。 例えば、 December, Blue Marble Next Generation w/ Topography and Bathymetry の5400 x 2700 2MB-JPEGをダウンロードします。 この画像をそのまま、球面に貼ると上手くいきません。そのため、Imagemagicなどで、以下の加工を画像に施します。
Imagemagickでのコマンドは以下の通りです。 convert -flip -crop 50%x100% filename.png converted.png convert converted-1.png converted-0.png +append outfile.png 球面の作成 †次に、ParaViewで球面を作成します。 Sources > Sphere
球面半径は、所望の値を入れても問題ありません。ただし、地球の画像を貼ったときにつなぎ目がおかしいくなるときは、Start Thetaの値を調整する必要があります。 テキスチャー座標の計算 †次は、作成した球面に画像を貼りつけます。 球面に画像を貼りつけるには、画像を貼るための座標が必要です。これを計算するには、"Texture Map To Sphere"を使用します。 Filters > Alphabetical > Texture Map to Sphere
地球画像の貼り付け †最後に、画像を球面に貼り付けます。 Pipeline Browserで、上記で作成したTextureMaptoSphere1を選択し、 "Propoerties"タブに、ある"texture"から、作成した地球の画像を"Load"します。 こうすると、以下のように球面に地球が貼られます。 |