論文用の画像出力 †論文用の画像にはベクター画像がよく使われます。 ベクター画像であれば、線をスプラインやベジエ曲線で表現するので、画像サイズに関係なく滑らかに線を表示できます。 以下は、ベクター画像とラスター画像を比較したものです。 ParaViewでは、Version 4.4までは、3次元形状もベクター画像として、eps、pdf、svg形式に出力できました。 しかし、新しいバージョンでは、現代的なOpenGLに切り替えたことで、OpenGL feedback bufferのサポートを失い、3次元形状をベクター画像として保存できなくなりました。したがって、eps、pdf、svg形式で保存した3次元形状は全てラスター画像となり、滑らかに表示できなくなりました。 3次元形状を含む画像を論文などに渡す場合は、高解像度の画像(png, jpg)を作成する必要があります。 一方、2次元プロットやグラフについては、今まで通り、ベクター画像としてeps, pdf, svg形式で保存できます。 |