面積で重みづけ †可視化ソフトウェアParaView(ver 4.3.1)を使用して、各メッシュの面積でデータに重みづける方法を説明します。 形状の読み込み †ここでは、富士山周辺の標高を持つデータを使用します。 File > Open... から、fuji_yama.vtpファイル(ページ一番下からダウンロード)を読み込みます。 メッシュを表示しますと、下図のように、三角形メッシュからなっていることが分かります。 意味はありませんが、各標高データにその値のある三角形メッシュの面積で重みづけを与えてみます。 各メッシュの面積を計算する †面積で重みづけをするために、各三角形メッシュの面積を計算します。 これには、Mesh Qualityフィルターを使用します。 Filters > Alphabetical > Mesh Quality と進み、下図のように"Triangle Quality Measure"に"area"を設定し、"Apply"します。 すると、各三角形メッシュの面積が「Quality」という変数に格納されます。 各標高に面積で重みづけ †次に、各地点の標高データにその地点の三角形メッシュの面積をかけて、重みづけをしてみましょう。 まず、節点上にある標高データをセルの中心に移動しましょう。 Filters > Alphabetical > Point Data to Cell Data と進み、"Apply"します。下図のように、標高データがセル中心データになりました。 次に、Caluculatorを使用して、「面積×標高データ」を計算します。 Calculatorアイコンをクリックし "Attribute Mode": Cell Data1を指定 "Result Array Name": w-altitute 計算式: Quality*altitude 上記のように設定して、"Apply"すると、標高に面積による重みづけを与えることができます。 ダウンロード †データファイル: |