CSV時系列データの可視化(プラグイン) †CSVデータの中に時間列を含むような場合に、可視化ソフトウェアParaViewで可視化してみましょう。 ParaViewは、このような時系列を含むCSVファイルを直接に読み込むリーダーが用意されていないため、読み込むためのプラグインを使用します。 CSVファイルの準備 †使用するCSVデータ(parabola.csv)は以下のようなデータ形式とします。 時間のラベルはtimeにする必要がありますので、注意ください。 1行目:各列のラベル(time,X,Y,Z) 2行目以降:時刻、x座標、y座標、z座標 ... 実際のファイルの中身は以下のようになっています。 time,X,Y,Z 0,0,0.9755,0 1,1,1.902,0 2,2,2.7795,0 3,3,3.608,0 4,4,4.3875,0 5,5,5.118,0 6,6,5.7995,0 7,7,6.432,0 8,8,7.0155,0 9,9,7.55,0 10,10,8.0355,0 ... プラグインの入手 †時間を含むCSVファイルを読み込むためのプラグイン(PythonAlgorithmExamples.py)を下記からダウンロードします。 プラグインのロード †ダウンロードしたプラグインを、ParaViewにロードします。 Tools > Manage Plugins... Plugin Managerが開きますので、Load New ...ボタンをクリックし、ダウンロードした"PythonAlgorithmExamples.py"を選択します。 これで、プラグインがロードされましたので、Closeします。 CSVファイルの読み込み †csvファイルを、ParaViewのGUI上にドラッグ&ドロップすると、Readerの選択窓が開きますので、Python-based CSV Reader(上記で、ロードしたプラグイン)を選択し、OKします。 Applyボタンをクリックすると、CSVファイルがテーブルに読み込まれます。時間のフレームも"max is 25"となっており、時系列データとして読み込まれたことが分かります。 データの可視化 †CSVデータを点データとして可視化するためには、テーブルにあるデータをTable To Pointsフィルターを使用して、"Point"に変換する必要があります。 Filters > Alphabetical > Table To Points 設定は、座標データ行のラベルを指定します。
Applyし、Point Gaussianなどで表示すると時系列の点として表示することができます。 ダウンロード †CSVファイル: |