DEMデータの可視化 †数値標高モデル(DEM;Digital Elevation Model)データを、可視化ソフトウェアParaViewを使用して可視化してみましょう。 DEMファイルは、US Geological Surveyが作ったデータ形式です。詳しくは、USGSのサイトをご覧ください。 DEMデータファイルの準備 †ここでは、使用するDEMデータとして、VTKライブラリのサンプルデータを使用します。 SainteHelens にあるSainteHelens.demをダウンロードしてください。 ParaViewでDEMデータの読み込み †それでは、DEMデータファイルをParaViewに読み込みましょう。 メニューバーの"File"→"Open"から、"SainteHelens.dem"ファイルを選択します。 「Apply」ボタンを押すと、DEMファイルが読み込まれ、セント・ヘレンズ山が表示されます。ただし、読み込んだ段階では、標高のない平面となっています。 標高データをワープする †読み込んだSaintHelens.demには、Elevationという変数に標高データが節点毎に入っています。 節点のz座標を標高だけ平行移動すると立体にすることができます。これには、メニューバーの"Filters"→"Alphabetical"→"Warp By Scalar"を使用します。 "Properties"タブの設定はデフォルトのままで「Apply」ボタンを押すと、標高のあるデータとなります。 Scale Factorの値を適当に変えて、平行移動量を調整することもできます。 |