*[[3D Slicerのツールバー説明]] [#w239a445] [[3D Slicer:http://www.slicer.org/]]のツールバーの概要を説明します。 ツールバーには、よく使用される機能へのショートカットが置かれています。 ツールバーの項目は、[[Viewメニュー:http://www.rccm.co.jp/icem/pukiwiki/index.php?3D%20Slicer%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E8%AA%AC%E6%98%8E#d7eac802]]から表示・非表示を設定することができます。 **入出力オプション [#c1b01290] 3D Slicerの入出力ツールバーには -読み込み(Dataアイコン, DICOMアイコン) --MRMLシーンファイル --DICOMデータ --様々な形式のデータ -出力・保存(Saveアイコン) --シーンファイル --3D Slicerで処理したデータ があります。 #ref(Load_Save_options.png,center,nowrap,80%,3D Slicer Load_Save Options); **モジュールの選択とナビゲーション [#k8a63b68] モジュールの選択とナビゲーションツールバーからは -モジュールの検索ボックス(虫眼鏡アイコン) -モジュールメニュー一覧 -モジュール選択の「戻る」、「進む」アイコン などがあります。 #ref(modules_navigator.png,center,nowrap,70%,modules navigator); **主要モジュール [#q6183840] 主要モジュールには頻繁に使用される -階層構造ツリー(Subject Hierarchy) -ボリューム(Volumes) -モデル(Models) -変形(Transforms) -マークアップ(Markups) -編集(Editors) -セグメンテーション編集(Segmentat Edior) があります。 #ref(core_modules.png,center,nowrap,80%,core modules); **レイアウト [#m53d2c99] レイアウトのドロップダウンメニューには、様々なレイアウトが用意されています。 なお、3D Slicerを正常に終了すると、選択されたレイアウトが設定に保存され、再起動すると、そのレイアウトが使用されます。 #ref(layouts.png,center,nowrap,50%,layouts); **マウスモード [#t63c5561] 3D Slicerのマウスのモードには2種類あります: -変形モード(Transform:画面を回転、平行移動、拡大縮する) -配置モード(Place:3Dまたは2Dにオブジェクトを配置する) 最初は変形モードとなっています。 配置モードにすると、デフォルトでは、基準点配置(Place Fiducial)ですが、配置モードのメニューを展開すると、測定(Ruler)やROI(Region Of Interest)を配置することができます。 なお、「Persistent」にチェックが入っていない場合は、配置モードにしてから、1つのオブジェクトを生成、配置すると、変形モードに戻ります。「Persistent」にチェックを入っている場合は、連続して複数のオブジェクトを作成・配置でき、右クリックで確定し、変形モードに戻ります。 #ref(mouse_modes.png,center,nowrap,80%,mouse modes); **スクリーンショットとシーンビュー [#h31d9f3a] このツールバーには、 -スクリーンショット(1つ目のアイコン) -シーンビュー(2つ目のアイコン) -シーンの回復(3つ目のアイコン) があります。 -スクリーンショットは解像度を変えて保存することができます。論文用などに高品質の画像を取得することができます。ファイルフォーマットを指定してスクリーンショットを取りたいときは、ツールバーの「Save」から行ってください。 -シーンビューはMRMLシーンに状態(state)として記述されます。 #ref(screenshot_scene_view.png,center,nowrap,90%,screenshot scene view); **十字アイコンツールバー [#vd160afa] 十字アイコンツールバーは、Slicerビューアの十字アイコンをの見え方や動きを設定します。 #ref(crosshair.png,center,nowrap,60%,crosshair);