*[[ポリゴンの法線方向]] [#df0dd491] 可視化ソフトウェア[[ParaView:http://www.paraview.org]]を使用して、ポリゴンの法線方向を調べることができます。 以下では例として、トーラス面を作成し、作成したポリゴン面の法線方向を調べます。 **トーラス面の作成 [#n9f4cf84] トーラス面を作成するには、メニューバー:"Sources" > "Superqadratic"を使用します。 Propertiesタブはそのままで"Apply"しますと、トーラス面が作成されます。 #ref(torus.png,center,nowrap,60%,トーラス面); **法線ベクトルの表示 [#x5d8778a] 法線ベクトルを表示するためには、メニューバーの"Filters" > "Normal Glpyphs"と進みます。 Propertiesタブの設定はそのままで"Apply"しますと、各面の法線ベクトルが大きな矢印が表示されます。 #ref(big_normals.png,center,nowrap,60%,大きな法線ベクトル); 法線ベクトルの大きさを調節するためには、Propertiesタブ内の"Scale Factor"の右の”リサイクル"アイコンをクリックし、再度"Apply"します。 これで、適切な長さの法線ベクトルを表示することができました。 #ref(adjust_normals.png,center,nowrap,60%,適度な法線ベクトル); なお、パラメータの意味は以下となります。これらを調節し、見たい法線ベクトルを表示します。 | パラメータ | 説明 | | Consistency | 全ポリゴンの向きが一方向に統一されます | | | 各ポリゴンの向きを知りたい場合はOFF | | | ※各ポリゴンの向きを知りたい場合はOFF | | Maximum Number Of Sample Points | 表示する法線ベクトルの最大数 | | Invert | 法線ベクトルの逆向き表示 |