MAXETARO 高粘度流体解析例
MAXETAROでの高粘度流体解析例
■概要
MAXETAROを用いたOpenFOAM®の解析例を以下に示します。レイノルズ数Re=0.1の高粘度ニュートン流体について、 撹拌槽内の流れの挙動を検討しました。
1流体の定常撹拌解析を想定しました。密度 ρ=1 [kg/m3]、粘度 μ=1 [Pa.s]、
インペラー回転速度 ω=0.1 [rad/sec]とした場合の流体挙動やインペラー付近の軸方向流れ分布を確認できます。
■解析結果

粒子軌跡図(OpenFOAM®)

X=0m流速ベクトル(OpenFOAM®)

Z=0.3m流速ベクトル(OpenFOAM®)
■解析からわかること
強いせん断流れがインペラーの付近に集中しており、全体の撹拌にはインペラの寸法変更、段数を増やすことや、バッフル板の配置、寸法、枚数等を検討することなどが全体を撹拌状態改善の一つに考えられます。
撹拌槽解析モデリング MAXETARO
撹拌槽解析モデリング MAXETARO