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メッシュ生成アルゴリズム
様々なメッシュ生成アルゴリズムに対応
メッシュ生成アルゴリズムにはさまざまなものがあります。形状や目的に応じて適切なメッシュ生成アルゴリズムを選択することでメッシュ品質や生成効率を向上させることもできます。
■テトラメッシュ
メッシュ生成アルゴリズムとしてデローニ法のみに対応しているメッシャーが多い中、ANSYS ICEM CFD は下記の3つの手法に対応しています。
Octree法(八分木法)
表面メッシュを必要とせず、直接ボリュームメッシュを作成していくアルゴリズムです。
形状データの不具合に強く、設定次第では微細な形状を割愛しながらメッシュを切ることも可能であり、形状の自由度が非常に高いといえます。また、ボリュームメッシュを直接生成するため、表面メッシュの準備の必要がなく、確実にメッシュが生成できる手法です。
さらに大きな特長としては、メッシュの粗密の調整が容易な点です。例はこちら
Delauney法(デローニ法)
一般的に最も多く使用されるメッシュ生成アルゴリズムです。
表面メッシュからボリュームメッシュを生成する方法としてはロバスト性が比較的高くメッシュ生成時間も短くメモリ効率もよいのが特長です。そのため、大規模複雑なものに対するメッシュ生成に向いています。
Advancing Front法(前進先端法)
表面メッシュを準備する必要があるのはDelauney法と同じですが、ボリュームメッシュの生成方法が異なるため、より品質の高いメッシュを生成できます。その一方で、3手法の中では一番メッシュ生成が出来ない可能性が高いアルゴリズムでもあります。品質重視のメッシュ生成に多く使われます。
■ヘキサメッシュ
ANSYS ICEM CFD の大きな特長の一つは、ヘキサメッシュ生成に強い点です。様々なメッシュアルゴリズムとともに、強力な修正機能を用いることで、良質なメッシュを作成することが可能です。
ブロッキング
トップダウンアプローチにてブロックを作成し、六面体要素を生成します。
カーテジアンメッシュ
階段状メッシュを指します。自動で大規模なメッシュも高速に作成することが可能です。
一般的に最も多く使用されるメッシュ生成アルゴリズムです。
ボディフィットカーテジアンメッシュ
階段状メッシュを形状にフィットさせたメッシュです。境界層を挿入することも可能です。
■ハイブリッドメッシュ
プリズムメッシュ(レイヤーメッシュ)
境界層付近の物理現象を表現可能です。 メッシュ品質をチェックしながらプリズムメッシュを生成できます。
プリズムメッシュ生成後のメッシュ分割、再配分も可能です。流体解析だけでなく、構造解析にも有益です。
ヘキサコアメッシュ
複雑部分のみテトラメッシュで、多くをヘキサメッシュで作成します。
ヘキサ主体メッシュ
テトラメッシュ生成後に、可能な部分のみヘキサメッシュに変換できます。
【動画】計測データからの解析モデルの作成方法
ICEM CFDを使って計測データからCADを介さずに解析モデルを作成する方法について解説しています。
※こちらの資料は動画です。PDF内のURLからYouTubeにアクセスしてご視聴ください。
計測できない箇所を自動で補間するツール
3Dスキャナ等で計測ができない箇所を自動で補間するツールについてご説明した資料です(全7ページ)
CAD形式変換の自動化
Pythonスクリプトを用いてCAD形式を自動変換するプログラムをご紹介します。プログラムコードを記載しています。(PDF2ページ)
計測ベースモデリングとは?
CAD形状を作成せずに解析モデルを作成する計測ベースモデリングとは?(PDF資料7ページ)メッシュ生成自動化サービス
メッシュ生成ソフトのカスタマイズによるメッシュ生成自動化サービスのご紹介資料です。メッシュ生成自動化における課題と対策をご紹介しております。メッシュ生成に基づく形状診断ツール
SpaceClaimをカスタマイズし、メッシュ生成と診断が行えるツールを作成しました。(6ページ)
ANSYS SpaceClaim
直感的にモデルを扱うことが可能な三次元ダイレクトモデラーのカタログです。
リバースエンジニアリングにおける効率的な解析モデル作成
リバースエンジニアリングにおいて、効率的に解析モデルを作成する方法についてご紹介した資料です。(全13ページ)
ANSYS ICEM CFD
高性能ハイエンドメッシュ生成ツール ANSYS ICEM CFDのカタログです。詳細情報をご希望の方はダウンロードください(全8ページ)ポリゴンデータから直接メッシュ作成
ポリゴンデータ(STL)から、形状修正や表面メッシュ作成、CAD形状を作らずに直接ボリュームメッシュを作成する方法をご紹介します。大幅な工数短縮が可能となります。(P14)
形状修正を必要としないトップダウンメッシング手法とは?
手間のかかる形状修正を必要としないメッシング手法とはどういったものか、手法と特長についてご紹介します。
メッシュ品質と解析精度(有限体積法)
有限体積法(CVM)におけるメッシュ品質と解析精度の関連をまとめた論文を解説した資料です。
セミナー資料_メッシングテクノロジーセミナー(基礎編)抜粋
過去に開催したメッシングテクノロジーセミナー(基礎編)資料の抜粋です。メッシュの基礎に関する体系的な理解をされたい方はダウンロードしてください。また、すべての資料をご希望の方はこちらからご連絡ください。