セミナー・イベント
地盤モデリングセミナー
RCCMは、断層を含めた地質構造や地盤構造など、地盤のモデリングをテーマに「地盤モデリングセミナー」を開催いたします。
弊社にお寄せいただくご要望をみても、地盤モデルは年々大規模化、精緻化してきております。
地層境界や断層を入れたモデルだけでなく、構造物が入るモデルなども多くなってきています。
一方、ドローンでの空撮、レーザープロファイラなど計測技術の進歩により、精密な表面形状の測定データを得やすくなっています。3次元の解析技術も進歩しています。
3次元で精度の高い解析を行うためには、解析ソルバーや物性値の課題もありますが、人の手間を考えた際、モデリングに関する課題が大きく、その中でも主に2つの難しさがあります。
1) 地盤モデル作成の課題
地盤の形状を作成する際は、2次元断面から3次元化することが多いですが、断面をたくさん作るのは大変です。さらに、断面が少なければ、補間をしても精度が落ちます。
対象とする地質、対象領域などにより、地盤モデルの作成方法を変える必要もあります。
また、広域で実際の地盤に忠実なモデルを作成しようとすると非常に手間がかかります。
ボーリングデータやドローン撮影データから解析モデルを作成するのも大変です。
2) 解析メッシュ作成の課題
一般に、地盤の形状は3D CADデータをベースにしており、STLやTINなどを利用して解析メッシュを作成する機能をもつソフトは少ないのが現状です。CADデータとTINの混在などはもっと大変です。
解析メッシュを作成するにあたっても、局所的に薄くなっていたり鋭角になっている領域を、自動的にかつ品質のいいメッシュを作成するのは大変です。これは多くのメッシュ生成ソフトが保有するデローニ法の限界でもあります。
大規模な解析用メッシュを作成する際、部分的にメッシュを修正するのも大変です。
岩盤の亀裂や割れ目など、特殊な処理を必要とする場合も解析メッシュ作成は大変です。
解析を専門とする弊社RCCMは、協調関係にある地質の専門の防災技術株式会社とともにこれらの課題を解決すべく、長年にわたり、地盤モデル作成と解析メッシュ作成を行ってきました。
本セミナーでは、培った知見をもとに、同様の課題をお持ちの皆様のために、以下のご紹介をします。
- 柔軟なTIN編集をベースとした3次元地盤モデルの作成
- ドローンでの撮影画像による岩盤斜面の3次元モデルの作成
- ボーリングデータから3次元浅部地盤モデルの作成
- 複雑な地盤モデルの解析メッシュ生成の課題と対策
お席に限りがあるため、ご興味のある方は、日程をご確認の上今すぐお申込みください。
開催要項
2016年12月6日(火) | |
13:30~17:30 受付13:15 | |
無料 | |
20名(定員に達した時点で締切りとさせていただきます) | |
弊社東京本社8Fセミナールーム | |
・都営地下鉄 浅草線 戸越駅 A2出口(右)徒歩3分 | |
・東急池上線 戸越銀座駅 徒歩5分 |
プログラム
時間 | 内容 |
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13:15 - 13:30 | 受付 |
13:30 - 14:30 | 柔軟なTIN編集をベースとした3次元地盤モデルの作成 |
14:30 - 15:10 | ドローンでの撮影画像による岩盤斜面の3次元モデルの作成 |
15:10 - 15:25 | 休憩 |
15:25 - 16:05 | ボーリングデータから3次元浅部地盤モデルの作成 |
16:05 - 17:05 | 複雑な地盤モデルの解析メッシュ生成の課題と対策 |
17:05 - 17:15 | 関連する解析事例のご紹介 |
17:15 - 17:30 | 質疑応答 |
お申し込み
こちらのページよりお申込みください。
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