セミナー・イベント
音響解析ソリューションセミナー(終了)
本セミナーは、お陰様をもちまして、盛況のうちに終了いたしました。
ご参加いただきました皆様、ご協力いただきました関係者の皆様に深く感謝いたします。
■ ACTRANユーザー様利用事例紹介
自動車や電子機器などの工業製品に対する静粛性の要求が高まっています。そのため音源と思われる振動源や流体渦を正確に把握して音の発生を抑えたい、又はうまくコントロールして快適な音にしたいというがニーズが多くなっています。
音響解析ソリューションセミナーを以下の要領で開催します。
本セミナーでは3社のACTRANユーザー様から利用事例のご紹介をして頂きます。
JAXA様にはテーマ「空中ソニックブーム計測における係留気球の影 響の検討」で次世代超音速機の最大のテーマであるソニックブーム低減技術に関 し、その実証に有用な空中ソニックブーム計測における係留気球の影 響とそのメカニズムを数値解析を利用した検討について講演頂きます。
日本板硝子様には「自動車用ガラスの音響透過損失評価について」というテーマで自動車用ガラスの軽量化(薄板化)に伴う遮音特性への影響度の定量的評価について講演頂きます。
本田技術研究所様には「立上がり段差から生じる流体騒音の発生とガラスを介した音の伝播メカニズムについて」と題しまして流体構造音響連成解析を利用した立上がり段差によるノイズと ガラス板から伝播する音のメカニズムの解明及び実験との比較について講演頂きます。
FFT社社長のMegiot氏より最新の海外ユーザー事例を開発元のご説明します。
又、ACTRANで得られた騒音源の放射音の指向性を、環境騒音予測ソフトウェア「SoundPLAN」(小野測器)に反映し、屋外の様々な障害物が存在する条件での騒音伝搬計算(幾何音響)を行うアプリケーションをご紹介いたします。
その他解析に必要なメッシュソフトICEMや関連ソフトの紹介展示などもございます。
既にACTRANをご利用のユーザー様には活用のヒントを、これから御利用を検討の方には解析利用のノウハウなど参考にして頂けると存じます。参加頂きますよう御案内申し上げます。
■ 開催要項
日時 | 2012年10月12日(金) 13:00~17:30 (受付12:30~) |
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会場 | ゆうぽうと(五反田) 東京都品川区西五反田8-4-13 【MAP】
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費用 | 無料 |
定員 | 50名 |
締め切り | 2012/10/5(金) ※セミナーのお申し込みは先着順となっております。 定員に達し次第締切らせていただきますので、予めご了承ください。 |
■ セミナー内容
13:00 ~13:10 | 開会 ご挨拶 | |
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13:10~13:40 | 1.ACTRAN紹介 構造音響、流体音響、解析事例など最新版のご紹介 |
FFT日本支社長 斉藤様 |
13:40~14:20 | 2.海外ユーザー事例紹介 2012年FFTユーザー(Belgium)から海外でのACTRAN利用事例 |
FFT社長 Jean-Louis Migeot様 |
14:20~15:00 | 3.ユーザー様講演(1) 空中ソニックブーム計測における係留気球の影 響の検討 |
JAXA航空プログラムグループ超音速機チーム 中 右介様 |
休 憩 | ||
15:20~16:00 | 4.ユーザー様講演(2) 自動車用ガラスの音響透過損失評価について |
日本板硝子 技術研究所 浅井 貴弘様 |
16:00~16:40 | 5.ユーザー様講演(3) 立上がり段差から生じる流体騒音の発生とガラスを介した音の伝播メカニズムについて |
本田技術研究所 基礎技術研究センター 安保 慧様 |
16:40~17:10 | 6.SoundPLANとACTRANの活用事例 ACTRANの放射音指向性をSoundPLANに反映し、屋外での騒音伝搬計算方法の紹介 |
小野測器 技術本部 須田 直樹様 |
17:10~17:30 | 7.音響解析に活用できる空間メッシュテクニック 音響空間のメッシュ作成をする上で有効な具体的なテクニックを紹介 |
RCCM 技術部 佐々木 隆 |
ACTRAN