LIGGGHTSのパッキング
By K.Yoshimi
はじめに
WindowsのWSL2上のUbuntu 20.04.4 LTSに、オープンソースのDEM(Discrete Element Method, 個別要素法)ソフトウェア であるLIGGGHTS をインストールし、パッキングの例題を動かしてみましょう。
LIGGGHTSのインストール
WSL2のUbuntu 20.04.4 LTSには、LIGGGHTSのバイナリが既に存在しますので、インストールは簡単です。
下記のコマンドでインストールします。
sudo apt-get update
sudo apt-get install liggghts
インストールが完了したら
liggghts
というコマンドを打ち、存在していれば、インストールは成功です。
パッキングの例題
LIGGGHTSの例題は、ソースコードに含まれますので、gitでソースコードを取得します。
git clone https://github.com/CFDEMproject/LIGGGHTS-PUBLIC.git
ソースコードを入手したら、パッキングの例題のあるフォルダに移動します。
cd LIGGGHTS-PUBLIC/examples/LIGGGHTS/Tutorials_public/packing
例題の実行は、下記のコマンドのようにして、入力ファイルin.packingを渡します。
liggghts < in.packing
計算が終了すると、postフォルダの中にvtk形式の結果が保存されます。
vtk形式の結果ファイルは、可視化ソフトウェアのParaViewで可視化できます。
ParaViewは、LIGGGHTSと一緒にインストールされますが、上手く動作しないかもしれません。
上手く動かない場合は、、Windows上にParaViewをインストールした方が簡単かもしれません。
もし、Windows上のParaViewを使用する場合は、Windowsのエクスプローラーのアドレスに
\\wsl$\Ubuntu-20.04\home\ユーザ名\LIGGGHTS-PUBLIC\examples\LIGGGHTS\Tutorials_public\packing\post
と入力することで、Ubuntuのフォルダにアクセスできます。
ParaViewにおける描画は、粒子の時系列データ(packing_**.vtk)を読み込んだ後、 下図のように3D Glyphsで球を用いて表示し、半径を表すraidus変数でスケーリングするとよいでしょう。
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Scaling: チェックを入れる
-
Scale Factor: 1
-
Scale Array: radius
-
Glyph Type: Sphere
-
Radius: 1.0
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Theta Resolution: 20
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Phi Resolution: 20
結果を動画にすると下記のように、球の半径が増大し、充填される様子がわかります。