数値流体解析周辺の話題を記事にしています。
記事
流体計算のサロゲートモデルを作成するためのフレームワーク
深層学習の研究の進展に伴い、CFDによる流体計算の代わりに、AIで流体計算を行うサロゲートモデル(代理モデル)が注目されています。 一度サロゲートモデルを作ってしまえば、CFDの計算に比べて、計算に使用するメモリ量や、計算時間を小さく抑えられ
記事
Fluent形式からOpenFOAMの複数領域メッシュへの変換
共役熱伝達問題等の複数領域(multi region)の問題は、TutorialのheatTransfer/chtMultiRegion***のディレクトリーに載っています。 しかし、手ほどきにしては込み入った問題だったり、殆どblockMes
記事
第42回 風力エネルギー利用シンポジウムで講演しました
2020年11月27日に開催された第42回 風力エネルギー利用シンポジウムで 「OpenFOAMによるセミサブ型浮体の作用力の数値シミュレーション (Numerical simulation of forces and moments acting on a semisubmersible floater using OpenFOAM)」という議題で講演しました。 内容としては、浮体式洋上風車
記事
塗装液膜の挙動計算
鉛直の壁面にスプレーで液膜を吹き付けて形成される塗装液膜の挙動を、 ANSYS Fluentを用いて計算しました。 塗装はエアブラスト噴霧器で噴射されており、中心から流出する高速の空気流れにより微粒化されることになります。 下図のように、中心軸を囲むリング
記事
SPH法の可視化
コンピュータ・グラフィックスの分野では、粒子ベースの流体解析がよく使用されます。 粒子ベースのシミュレーション手法には、DEM法(Distinct Element Method)や、SPH法(Smoothed Particle Hydrodynamics)、 MPS法(Movi
記事
電気機械の設計ツールの現状
電気機械の設計ツールの現状について調べてみました。 設計現場を実際に見ていないので、本当かどうかは分かりませんが、 下記のような状況とのことです。 電気機械の設計ツールの現状 電気工学の世界では、多くの研究者や研究開発エンジニア、博士課程の学生が、