数値流体解析周辺の話題を記事にしています。
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FEBio:生体組織や生体材料の解析に特化した非線形有限要素解析ソフトウェア
概要 流体と構造の連成解析を行う場合、一つのプログラムでこれらの解析を実行できれば非常に便利である。 このような機能を有するプログラムにFEBioというソフトウエアがある。 FEBioは、生体組織や生体材料の解析に特化した非線形有限要素解析ソフト
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異方性多孔質体の計算
概要 流体中に置かれた多孔質体を通過する流れ場を計算したい場合がある。 多孔質体とは、ミクロ的に見ると固相領域と流体領域が混在した材料であり、 一般的には流れ計算を行う際には、 多孔質体の流動抵抗を流体に作用する等価な体積力としてモデル化して計算す
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噴水のメカニズム
概要 ヘロンの噴水は、古代ギリシャの発明家ヘロンによって考案された、 外からエネルギーを加えることなく、水が噴き出すように見える噴水である。 ヘロンの噴水は三個のタンクとそれらを接続する三個のパイプから構成されている。 💡 ヘロンの噴水の原理 一見する
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球形粒子の運動におけるマグナス揚力の効果
概要 以前のブログ記事においては、 球形粒子に作用するサフマン揚力の影響を調べた。 今回は、球形粒子にマグナス揚力が作用している場合の効果を調べた。 サフマン揚力は流速の空間勾配がある場合に発生する揚力であるのに対して、 マグナス揚力は粒子自体が回転
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実在気体モデルの効果
概要 気体を対象として流体現象を調べる場合、圧力が極めて高い、 あるいは温度が極めて低いような条件では、気体は理想気体として扱うことが不適切となる。 これは、 (1)気体分子間に作用する引力の効果 (2)全容積に占める気体分子自体の体積 の影響が無視で
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ハルトマン流れ
概要 電磁場と流体が連成する問題を扱う手法には、電気流体力学(EHD)、電磁流体力学(MHD)などがある。 MHD解析では、導電性流体を想定し、アンペールの法則に含まれる変位電流の項を無視して、流れ場と電磁場を計算する ここではMHD解析の例とし