FactSage熱力学平衡計算&熱力学データベース

操作例 - 熱力学平衡計算

例題

銅-スラグ-マット系の 1250 ℃ での平衡状態を計算する( 銅製錬関連 )。
系の組成は下の表のとおり。 平衡状態で O2 の分圧が 10-8 atm となるように設定。
FeO, SiO2 の比率を変更して、平衡状態で安定な物質を調べる。

物質 質量[g] 物質 質量[g]
FeO 35-65 Cu 100
SiO2 40-10 Cu2S 100
Fe3O4 5 Pb 0.001
Cu2O 20 Zn 0.001

操作の流れ

  1. 炉内に投入する物質を入力
  2. 平衡状態で存在する可能性のある物質を選択
  3. 温度、圧力、その他の条件を入力して、計算開始
  4. グラフを描く

操作






FeO と SiO2 の比率を変化させたときの固体(高温型トリジマイトとスピネル)の生成量が予測できる。

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