熱力学データベース作成コース
熱力学データベース作成コースでは、熱力学データベース作成に使用するアプリである Compound, Solution, Calphad Optimizer の使い方を学びます。
1 日目は Compound と Solution を使って、論文等に記載されている正則溶体モデル、副格子モデル、修正擬化学モデルのパラメーターを入力して、状態図を再現します。2 日目は Calphad Optimizer を使って活量や状態図から溶体相のパラメーターを最適化する手順を学びます。熱力学データベースの理解が深まり、平衡計算結果の信頼性を議論できるようにもなります。
お申し込み
2025 年 FactSage トレーニングのご案内ページにて、日程、費用、会場をご確認の上、お申し込みください。
時間割
1日目
途中、5-15 分程度の休憩をとります。
| 時間 | 内容 | アプリ |
|---|---|---|
| 10:00 - 11:30 | 熱力学データの検索と表示、純物質データベースの作成 | View Data, Compound |
| 11:30 - 12:00 | 溶体データベースの作成:理想溶体モデル | Solution |
| 12:00 - 13:00 | 昼休憩 | |
| 13:00 - 15:00 | 溶体データベースの作成:正則溶体モデル | Solution |
| 15:00 - 18:00 | 溶体データベースの作成:副格子モデル、修正擬化学モデル | Solution |
2 日目
途中、5-15 分程度の休憩をとります。
| 時間 | 内容 | アプリ |
|---|---|---|
| 10:00 - 12:00 | 正則溶体モデルのパラメーター最適化(前半) | Calphad Optimizer |
| 12:00 - 13:00 | 昼休憩 | |
| 13:00 - 14:00 | 正則溶体モデルのパラメーター最適化(後半) | Calphad Optimizer |
| 14:00 - 15:00 | As-Ga 系の熱力学データベース開発 | Calphad Optimizer |
| 15:00 - 17:00 | Al2O3-Na2O 系溶融スラグ(会合溶体モデル)のパラメーター最適化 | Calphad Optimizer |
トレーニング内容
- 下図のようなテキストを参考に、講師と一緒に FactSage を操作します。途中で練習問題を解いていただきます。

