EnSight 解析事例
Ansys EnSightを用いた実際の解析事例をご紹介します。
高度な可視化機能により、複雑な流体挙動を直感的に理解できます。
攪拌槽の流れ表示
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回転座標系を用いた攪拌槽解析
弊社開発の攪拌槽解析の結果を可視化したものです。回転座標系を使用することで、3段のインペラーを仮想的に回転させ攪拌しています。
EnSightの高度なボリュームレンダリング機能とコンター表示により、攪拌槽内の複雑な流れ場を立体的に可視化できます。
回転座標系
3段インペラーの仮想的な回転を実現
ボリュームレンダリング
流速分布を3次元で立体的に表現
圧力コンター
インペラー表面の圧力分布を可視化
可視化結果

透明度を変化させることで内部の流れ場を可視化
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LIC(Line Integral Convolution)による流れ表示
LIC (Line Integral Convolution)は、流れ場のベクトルデータを視覚的に理解しやすいテクスチャパターンとして表現する高度な可視化技術です。複雑な2次元流れ場の構造を直感的に把握できます。
✓ 直感的な流れパターン
テクスチャパターンで流線を連続的に表現し、流れの方向と速度を視覚化
✓ 渦構造の可視化
複雑な渦構造や循環流を明瞭に識別可能
✓ 2次元断面解析
任意の平面上での流れ場を詳細に観察

流線がテクスチャパターンとして連続的に表現されている
EnSightの主な可視化技術
ボリュームレンダリング
3次元データの透明度を調整して内部構造を可視化
コンター表示
圧力、温度、速度などの物理量を色分けして表示
LIC可視化
テクスチャパターンで流れ場の構造を表現




