熱流体解析 ANSYS FLUENT
流体解析のはじめに
流体解析を用いる多くの場面において、対象とする現象を解析で確認するためには、複数の物理モデルを用いる複雑な解析が多くの場面で求められております。適切な解析を行うには、対象物に起こっている流れの現象の本質を失わない様、 解析モデルの構築や境界条件、物性等の検討や確認が必要です。弊社では30年近くの流体解析の実績を持つ専門家がお客様の流体解析の課題をサポートいたします。
ANSYS FLUENTとは
ANSYS FLUENTは多くの製造業の設計、開発プロセス、公的研究機関、研究室などの教育現場で利用されており、非圧縮性流体から圧縮性流体まで、層流、乱流、伝熱、化学反応などの輸送現象を含む多種多様な流体解析テーマに対応するための、数多くの物理モデルを搭載しており、幾何形状をモデル化する機能を組み合わせて利用できます。UDF(ユーザー定義関数)などを利用し、複雑な現象を考慮した境界条件や材料物性などをカスタマイズできます。
航空機の空力、自動車の空力、高炉の燃焼、石油化学なども含む様々なプラントでの流れ、人体の血流や医療分野、半導体、上下水道施設も含め、広い範囲で利活用されております。また、1DCAE: 気液二相流ネットワーク解析 Flownex Simulation Environmentや材料設計ツール、音響解析ツールなどの様々な外部ソルバーとの連携ができ、特殊な物理モデルの構築にも幅広く対応しております。
Ansys Fluentは2020年現在、モデリング・メッシャー・可視化・一部並列計算機能に対応したパッケージ製品 Ansys CFDの一製品です。
流体解析のためのANSYS HPCとプリ・ポスト機能
マシンスペックのHPC(ハイパフォーマンス)化が進んでいるため、熱流体解析での大規模な計算もスムーズです。ANSYS FLUENTは並列計算機能が備わっており、計算リソースが必要なモデルでも短期間で効率よく解析できる性能を提供しております。129,000コアを超える非常に大規模な並列計算にも対応しております。
メッシュ機能はANSYS ICEM CFDやANSYS FLUENT Meshingなどの高機能メッシャーにより、モデルに即した品質の良いメッシュが作成できます。可視化においても使いやすい操作性と高速で軽い処理ができるANSYS Ensightにてポスト処理ができます。
Ansys Fluent 配管解析
Ansys Fluentを用いた配管解析例です。配管内の浸食や管内壁面圧力の事例です。
【New】Ansys Fluent 解析事例集
Ansys Fluentに関する事例集です。AnsysFluentの解析例の一端をご覧ください。
熱流体解析 ANSYS FLUENT
熱流体解析 ANSYS FLUENT