サーバー上で並列可視化

ParaView Client-Server機能を活用し、大規模データのダウンロード不要で、サーバー上での高速な並列可視化を実現します。

背景

大規模な計算結果を可視化処理する際にはいくつかの課題があります。

特に大きな計算モデルの場合は、サーバーで計算を行い、サーバーにある計算結果データをローカルディスクにコピーして可視化をする場合があります。

しかし、結果データが大規模である場合、サーバーからローカルディスクにデータをダウンロードするだけでも多くの時間を要することがあります。

これを回避する方法として、一つはシミュレーション中に可視化するという方法があります。

そしてもう一つの方法は、ParaView Client-Server機能を利用して、サーバー上で可視化処理をするという方法です。描画結果だけを画像データとしてダウンロードすることで時間を削減することが可能です。

ParaView Client-Server機能により、以下のメリットがあります。

ローカルPCにParaViewのクライアントをインストールし、サーバーのParaViewサーバーに接続することで、
手元のPCで操作しながら、サーバーの計算能力を活用した可視化処理が可能になります。

ParaView Client-Serverの構築支援、並列可視化環境の設定など、お気軽にご相談ください。
大規模データの可視化を効率化し、データ転送時間を大幅に削減します。