FEMSとは?
FEMSの概要

FEMSとは、身体運動制御や出力制御に有効に貢献している 上肢・下肢の拮抗二関節筋(1対)と拮抗一関節筋(2対) からなる 3対6筋の実効筋力活動度(効率)を評価するソフトウェアです。
動作時の姿勢に応じて変わっていく筋肉の活動状態や 手先・足先の出力特性を可視化出来ます。
理学療法を通して新しい可能性を見つけることのできるツールです。
実効筋とは

下図のように、身体運動制御や出力制御に同方向の出力をする筋を纏めて同種の筋とみなしたのが実効筋です。

なぜ実効筋なのか?

下図から、筋電図で実際に測定した筋活動度と実効筋ベースの二関節筋理論に基づくシュミレーション結果が ほぼ等しいことがわかります。

FEMSを使うと?

現状の筋活動度を知ることにより、スポーツのトレーニング計画作りに役立ちます。 例)弱点を知り、どこを鍛えればよいか、 フォームを変える際にどこを変えればよいかがわかります。
リハビリテーションに役立ちます。 例)自分と健常者の筋力や姿勢を比較することにより どの部分が弱いか、どこを鍛えれば適切なリハビリになるかを知れるようになります。
FEMSソリューションとは?

実効筋力測定 専用の測定器を使用し、各自の実効筋力を測定します。
モーション解析 カメラにてパフォーマンス時の動画撮影します。
実効筋力活動度解析 筋力データと動画データをFEMSプログラムに取込み、実効筋力活動度の解析します。
実効筋力測定とは?

専用測定器を使用して、個人の実効筋力を測定します。 測定結果は個人毎にレポート出力・印刷が可能です。 ※本測定を行わない場合、同年代の平均値を使用します

モーション解析とは?

カメラ画像認識とAIを使用してモーション解析を行います。
各関節の3次元位置を取得し、姿勢の適切さや安定性を評価します。

実効筋力活動度解析とは?

筋力測定、モーション解析の結果をFEMSプログラムに取込み筋活動度解析を行います。 2D/3D両方の分析が可能です。

FEMS適用例








