FEMS2D Program Version 2.0 リリース のお知らせ
AI による関節位置の自動推計機能
従来の FEMS Program では、被験者を撮影した静止画や動画からの解析を行う場合には、ユーザーが手作業で関節点をピックアップする必要がありました。 これは、特に高フレームレートで撮影された動画解析では解析の作業効率上の難点でした。
FEMS2D Program Version 2.0 では、モーションキャプチャーシステム(オプション)と連携することにより、撮影された被験者の関節位置を AIを用いて自動的に推計・算出し解析を行います。
これにより、特に動画データ解析での作業効率が大幅に向上しています。
解析結果の動画保存機能
解析結果は、動画ファイルとして各種のフォーマット(MP4, WebM, AVI 他)で保存が可能です。 タブレット等で再生・確認・検討が行えます。被験者と解析者の間での情報共有が容易になりました。
関節位置の自動推定機能
従来の FEMS Program の自転車アニメーション表示は、シミュレーション結果にのみ対応しており、 自転車こぎ中の被験者の実測結果には未対応でした。
FEMS2D Program Version 2.0 では、モーションキャプチャーシステム(オプション)と連携することにより、 計測された被験者の関節位置を使うことができるようになりました。
これにより、自転車漕ぎ中の運動を反映した筋力解析が可能となります。
サドル位置変更時における力学量の比較機能
サドル位置を変更した際に、ペダルの踏み込み状態に応じて、パワー・脚の角度・筋肉の負荷状態をシミュレーションすることができるようになりました。
これにより、自転車レースのタイプや走りのフェーズに応じた最適サドル位置の確認・検討が行えます。 更に、被験者と解析者の間での情報共有が容易になりました。






