メッシュ生成自動化サービス
数値シミュレーションのプロセスの中でもっとも手間がかかるメッシュ生成の自動化により、工数削減と効率化を実現します。弊社が30年以上の経験から培ったノウハウをご提供します。
メッシュ生成の課題
ご承知の通り、数値シミュレーションのプロセスの中でもっとも手間がかかるのはメッシュ生成です。この工程を省力化、短縮化できないか、というご要望を多くいただいてきました。
メッシュ生成における主な課題
- 時間と手間:シミュレーションプロセスで最も工数がかかる
- 属人化:熟練者の経験とノウハウに依存
- 品質のばらつき:作業者によって品質が異なる
- 反復作業:類似形状でも毎回手作業が必要
弊社が長年メッシュ生成に携わってきた中でたどりついた解の一つが、メッシュ生成ソフトウェアのカスタマイズによる自動化です。

メッシュ生成自動化のメリット
自動化することで以下のようなことが可能となります。
1. 自動パラメータスタディ
各種の条件を変えたパラメータスタディが容易になります。それにより、最適な形状や各種条件の検討が容易になります。
2. 自動バッチ実行
複数のモデル形状において、メッシュ生成のジョブを自動でバッチ実行可能です。
人的工数の大幅な削減
メッシュ生成が自動化されることで、以下のような効果が期待できます。
自動化による効果
- 並行作業の実現:メッシュ生成中に別の仕事が可能
- 夜間・休日の活用:マシンの空いている時間帯の有効利用
- 並列実行:並列計算機を用いて複数のジョブを同時実行
- 作業の民主化:設計担当者やアルバイトスタッフでも計算実行が可能
- 一貫自動化:ソルバーやポスト処理まで含めた自動化が可能
その結果、手戻りと、工数とコストが大幅に削減可能です。
メッシュ生成自動化の課題
メッシュ生成を自動化する上での課題は「定型化できるか」という点と、「最適な手順を決められるか」という点です。しかし、実際にはどちらもそれほど簡単ではありません。
定型化においては、さらに3つの課題があります。
1. メッシュ品質クライテリアの設定
どのような形状のパターンがあり、今後どのような解析を行う予定で、かつ、パートごとにどのようなメッシュを生成すればいいかを確認する必要があります。必要な計算精度から逆算して、メッシュ品質とメッシュ規模(メッシュ解像度)の基準(メッシュ品質クライテリア)はどうあるべきか、というのを定めるのは難しい点です。これが明確であればあるほど定型化がしやすくなります。
2. 形状修正
もともとの形状に不具合がある場合、形状修正に時間がかかります。複雑な形状の場合、メッシュの調整が難しくなることもあり、定型化が難しいこともあります。
3. エラーや例外処理
定型化ができていれば、あとは手順を記述するだけであり、単純な作業に帰着できます。しかし、実際には当初予期していなかった形状が部分的に入っていたり、途中でエラーが生じて、メッシュの修正が必要だったりすることが大半です。途中で生じるエラーも想定し、定型化の手順を考えるのはなかなか大変です。
RCCMの自動化サービス
弊社では、30年以上にわたりお客様の実モデルでメッシュを作成してきた経験に基づき、自動化サービスをご提供しております。
弊社の強み
- 豊富な実績:30年以上の実モデルでの経験とノウハウ
- 多様な形状対応:複雑・大規模形状の自動化実績
- 品質基準の設定支援:適切なメッシュ品質クライテリアの提案
- エラー処理の最適化:例外処理を含めた堅牢な自動化システム
お客様の業務プロセスに合わせた最適な自動化ソリューションをご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。
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